睡眠が不足しているとストレス解消は難しい

眠る前は憂鬱な気分だったのに、一晩眠ったらスッキリしていたという経験はないでしょうか。これも睡眠の効果となります。十分な睡眠が得られないと、深い睡眠の間に分泌される疲労回復物質が十分に分泌されず、心身のメンテナンスができず心身のストレス解消は不十分になってしまうのです。

睡眠Q&A

不眠症とは違うの?

「不眠」とは、「よく眠れない」といった状態で、医療を必要とはしていませんが、集中力・判断力が低下することはあります。「不眠症」とは、何らかの原因で十分な睡眠がとれないことです。入眠障害(2時間以上寝付けない)や中途覚醒(睡眠中2回以上目覚める)、早朝覚醒(普段より2時間以上早く目覚める)といった状態が30日以上続き、社会生活や仕事に支障が出ている状態です。症状に応じた治療が必要となります。

寝だめはできる?

寝だめはできません。睡眠不足の翌日には、やはり眠気が生じます。睡眠不足を後から解消することはある程度できますが、長期的な睡眠不足から回復するには時間がかかります。普段の十分な睡眠が大切です。

睡眠不足による経済的損失

精神・神経科学振興財団と日本睡眠学会の共同研究によると、睡眠不足からくる生産性の低下で約3兆円、欠勤、遅刻、早退、交通事故や産業事故などで約5,000億円。医療費も加えると総計約5兆円の経済的損失があると推計されています。